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マカはなぜ栄養豊富なの?

マカは南米のペルー原産のアブラナ科の植物です。
ペルー本国で採取される天然のマカは厳しい輸出制限がかかり、粉末状態でしか輸入できません。しかしマカは現在、栽培の技術も進んでおり、日本でも栽培されています。

マカは植物のため、食べ物としては野菜に分類されるのですが、一般的な野菜と比べて非常に豊富な栄養を含んでいます。しかし、サイズが特別大きいというわけでもありません。
なぜマカは非常に豊富な栄養を含むのでしょうか?その理由は、マカという植物は土地に自生、または植えられて育つ過程で、その土地の栄養を根こそぎ吸収するという特性があるからです。

マカが自生する条件とは?

マカが自生するペルーは、非常に標高の高い山々が多く存在します。マカが自生する条件は高い標高であることが条件である、という説が有力です。
実際にマカはペルー国内でも標高4,000メートル以上の場所に多く自生します。ペルーが存在する地域はアンデス山脈が連なる地域であり、3,000メートル級の山は珍しくありません。

日本で一番高い山の富士山は標高3,000メートル級です。では富士山の山頂付近ならマカが自生する可能性があるのか?というと、それも難しいと思われます。
その理由は、ペルーが存在する地域の山々は鉱山だからです。鉱山は銅や亜鉛や金、銀が多く採掘されます。これらの成分はミネラルを非常に多く含みます。マカが育つには鉱山のようにミネラルを豊富に含むという自然条件が欠かせない要素であると考えられています。
実際にマカの栄養はミネラルが非常の豊富なことが最大の特徴です。

マカの栽培には土地の栄養が大事

マカが非常に栄養豊富な理由は、マカがその土地の栄養を根こそぎ吸収するからに他なりません。上記でマカは高地に自生すると解説しましたが、そもそも土地は高地になるほど栄養があまり含まれることがなく、痩せた土地であるのが基本です。高地ほど酸素が薄いのはそこで酸素を生成する植物が少ないからという理由もあります。そんな過酷な環境だからこそ、その土地で生き残るために土地の栄養を根こそぎ吸収する特性を持つ、マカという植物が誕生したのかもしれません。

マカの栽培は6~7年周期が基本

ここまでの記事内容で、マカが非常の豊富な栄養を含むのは、マカがその土地を根こそぎ吸収して育つからと解説しました。では栄養を根こそぎ吸収された土地はどうなってしまうのかというと、マカが育った後は枯れた土地になってしまいます。そのような土地で再びすぐにマカが育つことはありません。このため同じ土地でマカを育てるためには、最低でも6~7年くらいは土地を休ませ、場合によっては土地に栄養を与える作業をする必要があります。
現在、マカは栽培が可能になっており、日本でも栽培されています。栽培する場合も上記のような6~7年周期でしか育たない仕組みは同様で、栽培可能といっても大量生産できるわけでは無いのです。このため栽培方法が確立された現在でもマカは貴重な存在なのです。

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