メインイメージ

日本にマカが普及したのはいつごろ?

マカはペルー原産のアブラナ科の植物です。マカにはわかっているだけでも100種類以上の種類があり、その内の11種類はペルーに自生します。
マカはペルーではインカ帝国の時代に珍重されていたことが有名です。マカは現在のペルーがある地域では2000年以上も前からその存在が知られていました。では日本でマカが普及したのはいつ頃でしょうか?実は日本でマカは普及したのは20世紀末のことで、日本でのマカの歴史は非常に浅いのです。

マカはペルーからアメリカ経由で日本に伝わった

インカ帝国滅亡後は栽培が禁止される

インカ帝国は1438~1533年までの約100年間、現在のペルーがある場所に存在した非常に強大な帝国です。インカ帝国は軍隊が非常に強力だったことで有名なのですが、インカ帝国兵たちの強さの秘密がマカだったという説が有力です。
非常に強力だったインカ帝国ですが、1533年にスペインからの侵略で滅びてしまいます。このときにスペインの征服者により、マカの栽培は禁止されてしまい、マカの生産量は著しく低下してしまいました。しかしマカは標高の高い地域に自生するため、自生している天然のマカをアメリカ人が見つけ、アメリカに持ち帰ったことにより、マカが広く世界に知れ渡ることになります。

日系アメリカの法人がマカを日本に伝えた

アメリカに持ち込まれたマカは天然の精力剤として注目を集め、アメリカの食品企業によって商品化され、普及しました。このためアメリカ資本によってペルーでの栽培が再燃し、およそ20年間でペルーのマカの栽培面積は60倍にも膨れ上がりました。

日本にマカが伝わったのは1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」でペルー政府が展示したのが始まりです。その後、1997年にアメリカの日系法人が日本に商品として売り出しました。この当時、ペルーの大統領で日系人でもあったフジモリ大統領が日本にマカを普及させることを推奨し、尽力したそうです。

日本でマカは普及したのは2000年以降

テレビ番組で取り上げられ普及が広がる

ここまで解説したようにマカが日本の普及したのは90年代以降で、ペルーからアメリカ経由でのルートでした。
日本で本格的に有名になったのは2000年以降に盛んに健康関連のテレビ番組で取り上げられるようになってからです。現在、マカは日本で主要なサプリメントの品目に含まれるくらいメジャーな存在になっています。

日本で栽培が始まったのも2000年以降

マカはペルーの標高4000メートル以上の環境で自生するため、日本で自生することはあり得ません。現在、日本で流通しているマカもほとんどがペルーからの輸入品です。
ペルー原産のマカはアメリカに最も多く輸出され、日本への輸出量はアメリカに次ぐ第2位です。ペルー国内にはマカの輸出商社がおよそ120社存在しますが、その内の40社は日本と取引をしているというデータがあります。

2000年以降の日本のマカ普及に伴い、日本でも栽培がスタートしました。現在、マカは日本では通販、薬局などで気軽に加工品を購入可能なくらい、日本人にとってお馴染みの健康食品になっています。

こんな記事も読まれています

トップに戻る