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マカに含まれる食物繊維

マカは植物のため、食品として大きく大別すると野菜と考えることもできます。マカにはビタミンBもミネラルも含まれるため、一般的な野菜に多い栄養を含んでいることも確かです。
多くの野菜に共通して含まれているのが食物繊維です。食物繊維は人体にとても有益な成分であるため、不足しないように積極的に摂取するべき成分です。
実はマカには食物繊維が豊富に含まれるため、マカの継続摂取は不足しがちな食物繊維の補給にも貢献します。

マカに含まれる食物繊維の量

マカは根の部分に豊富な栄養を含みます。
いわゆる健康食品としてのマカはマカの根の部分を指し、市場に広く流通している粉末のマカはマカの根を粉末に加工したものです。
マカの根を加工した粉末マカ100gにおよそ8.5gの食物繊維が含まれます。ちなみに食物繊維を多く含む食品には以下があります(含有量はすべて100g当たり)

切り干し大根 17.9g
大根の葉 2.7g
ごぼう 3.6g
らっきょう 8.9g
カボチャ 3.0g
ブロッコリー 2.7g
キャベツ 4.5g
オクラ 4.6g
トマト 4.6g
白菜 1.1g

上記のように切り干し大根が群を抜いて食物繊維を豊富に含有していることがわかります。一般的にキャベツなどの緑黄色野菜は食物繊維が豊富なことで有名ですが、マカの食物繊維はそれらを上回っています。
マカは多くの野菜と比べても食物繊維を非常に多く含む健康食品なのです。

食物繊維の効果

食物繊維とは、「人間の体内の消化酵素で分解されない、食物中の成分」と定義されています。つまり食物繊維は基本的に体に吸収されません。
食物繊維は栄養として体内で吸収されませんが、摂取することで健康維持に重要な役割を果たすため、5大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物、無機質、ビタミン)に続く第6の栄養素として認知されています。

食物繊維の働き1 血糖値の急激な上昇を防ぐ

食物繊維は摂取すると小腸で他の栄養の吸収を緩やかにして、食後に起こる血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。血糖値が急激に上がるということはインスリンが大量に分泌されていることを意味します。インスリンは糖分を脂肪に変える働きがあるため血糖値の急激な上昇は脂肪がつきやすく、太りやすくなります。食物繊維はインスリンの急激な分泌を防ぐため、ダイエットにも効果的です。
食物繊維の働きで血糖値を安定させることは糖尿病予防にも繋がります。

食物繊維の働き2 コレステロール値の安定

食物繊維は腸内で悪玉コレステロールを吸着し、便と一緒に体外に排出する作用があります。これを一般的に食物繊維のデトックス(解毒)効果と呼びます。腸内の悪玉コレステロールを減らすことは腸内環境を整える効果もあり、便秘解消にも繋がります。

食物繊維の1日の摂取量の目安

食物繊維は血糖値の安定やコレステロールバランスの改善効果が期待できるため、生活習慣病予防にも有効です。
食物繊維は成人男性なら1日に24g摂取することが推奨されています。しかし日本人の平均的な食物繊維の摂取量は一日15g程度というデータがあります。
日本人の食物繊維の摂取量は不足しており、事実として生活習慣病を患う人は増加傾向にあります。

1日24gの食物繊維はマカだけでは厳しい数字ですが、マカが他の野菜と比べて食物繊維の補給に有効であることは間違いありません。

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